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ここのところのクラスでは、度々お話しているのですが、
最近陰ヨガを学び始めた一番最初のノートを読み返しています。
ノートはもちろん最初から全て残してあるけれど、
その中でも最近読み返しているのは一番最初のノートです。
たまに読み返すのです。
今の自分が先生の言葉をどう受け取るのか。
その時の自分によって、何が印象的か変わったりします。
それに、当時はわからなかったけれど、
今になってようやくその意味がわかったりすると、じーんとします。
学び始めた最初だったから経験値は低かったけど、
それにも関わらず先生はこんな大事なことを伝えてくれていたんだと、
とてもありがたくも思います。
いくつか今心に残った先生の言葉を、ここに書いておきたいと思います。
「(先生として)自分たちの知識を、生徒さんたちとシェアしていこうという気持ちを大切に。
生徒さんから感謝されることがあってもそれはヨガの力。
そのことを忘れずに。真摯な気持ちで。」
「どれだけたくさんのプラクティスを積んで、たくさんの知識を得たとしても、良い先生になるためには十分ではない。
情報を得るだけでも十分ではない。生活や練習に取り込んで初めてそれが活かされる。
自分を変えていくという実践をしてからでないと人にそれを伝えることはできない。
変えていこうとした結果、その先にヨガを『教える』ということが出てくる。」
「自分の体験を信じていくこと。
人が『いい』と言ったもの、自分で体験して本当に合うか確かめ自分で決めていく。人がいいと言ったからといってそのまま人に伝えない、自分で体験してみよう」
「ヨギとして『自由』をより考えていこう。それはたとえば股関節が自由になるというような肉体的なことだけでなく、精神的にもより自由になれることを考えていこう。
意識を広げ、選択肢を多くもとう。いつも自分に問いかけよう。」
「陰に向かっていく、陰のプラクティスをするときの姿勢・態度が重要。もちろんポーズも随分違うが、向かう姿勢が大切。
自然にどうなるか待ってみる。とても静かな状態。これは、精神的にとても難しいこと。
例えば植物を育てるにも、ある程度やることをやったら自然にその植物の育つ力、どうやって育つかみてみないといけない」
「外界の世界も私たちの心も
生まれ→保持し→変わっていく
常に行われていること
これは宇宙のエネルギーサイクル。これをよく理解し、このサイクルに自由な気持ちで接していかなくてはいけない。」