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陰ヨガに限らないかな、と思いますけれど、
「学び」とか、「勉強」とか、そういうものに結びつけた途端、
手からこぼれ落ちていくように、自身の体験から乖離されていく気がします。
陰ヨガも、科学的に、理論的に語れば語るほど、
自分が体験した「陰ヨガ」からどんどん離れていく気がします。
これまでのノートももちろんすべて残っていますが、
やっぱり自分の支えになっていることって、自分の経験しかないよなーと思います。
だからノートを再度読み返しても、
結局は自分の体験を追体験している感じなんですよね。
別に理論的に書かれていることってそれほどなくて、
ただ先生が語った言葉を書き留めていたりします。
それを読んで、そのときの体験によって、今再びわかる、ということが起きている気がします。
だから学びとか勉強が悪いわけではもちろんなくて、
経験の上で加えていくと、より深まると思います。
(美術史とかもそうです、まずは好みや興味で始めないと全然頭に入らない)
多くの方に陰ヨガを知っていただくには、
みんながわかる言葉で話せる、理論的に説明できるというのは、
本当に本当に大切なことだと思います。
もうそれは絶対に。
ただそれでも、その、「説明できるところ」ではない部分が
やっぱり存在していると思います。
それは、経験からしか得られないのかな、と。
時々外の方に「ロジカルですね」と言われることがありますけれど、
「うそだろ、、どこが、、」
と思います。笑
思いますけれど、そう思われたことが事実とするならば、
そうかもしれないけれど、
練習中は頭を使わず全身で吸収する、ということを大事にしています。
(だから頭を使うときはアウトプットするとき)
そのためには集中が大事でそれがないと体で覚えてられないので、
私は基本的に練習中にメモをとるこということはしません。
(どうしてもの時と講義は別ね)
そのため「あーーあれ書いておけばよかった」なんて思うこともあるんですけれど 笑
でも、意外と体がね、覚えてるんですよ。これほんと。
あぁ、体ってすごいな、体験ってすごいな、って思います。
受けてくださっている方で、
時々家族にも受けさせたい、と言ってくださる方がいて、
「教えてあげてくださいよ」と言うと
「私には無理ですよ〜」と言われるんですけれど
全然そんなことないと思いますよー。^^
アウトプットする機会がないと「まさかそんなこと」と思うかもしれませんが、
意外と、「あ、これまできちんとやってきたのが蓄積されているな」と思うと思います!
ご自分だけでなく、
もし機会があればご家族のケアにも使ってくださいね。
(といいつつ私は使ってない… 近しい家族って難しいよね 笑)