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先日クラスで陰ヨガに出会ってどれくらいかということが話題になり、
きてくださっている方に聞くたび驚きます。
よくまぁこんな頑張ってきましたね、と互いに労う私たち 笑
陰ヨガがいまのように形を大きく変えたときのことを思い出していました。
それはよくも悪くも衝撃的で、
私なんかは「これだー!!待ってました!」という感じでたいそうワクワクしたものですが、
やはり、私の好きな陰ヨガじゃない、という方もいたように記憶しています。
私は、陰ヨガのスクワットをしたときに、本当に衝撃的だったんですよ。
ショックだったんです。
何がショックだったかって、
自分で自分の体を支えられないなんて…
ということですよ!
それまでヨガの練習で、すごい後屈してみたり頭に足ひっかけたりしましたけれど、
まるでこんな普通のことができないなんて、今までなんだったんだと思ったのです。
(これはそのヨガへの否定とかではないです、もちろん。自分自身に対して思ったのです、誤解なく受け取ってくださいね)
先生はまるで平気な顔でさら〜っとやってるスクワット、
まぁもう本当にきついししんどいし、もういやだ!
思ったのですけれど、同時に、
人間として必要だろうこと、自分の足で立てること、自分の重さを自分自身でちゃんと支えること、
そうことはきっと大切だろうし、
ここで捨てても逃げても選ばなくてもそれはそれで間違いではないと思うけれど、
私はこういう人間としての機能を活かしたことをしたい、と思いました。
それで続けることを決めたのです。
とはいえ、当時は決めたという強い気持ちよりも、
なんかもうわけわからなくて、知りたくて、面白そうだったから、
しんどいけど続けたという感じでしょうか。笑
わけもわからず流された感すごいです。笑
でも徐々に自分の体に自分で責任取れるようになってきたときは感激しました。
そこからはことあるごとに、
人間の基本動作ってなんだろう、
人間が人間として生きていくのに必要なことってなんだろう、
そう思うようになりました。
私は人間としてのポテンシャルを最大活かせるようになりたい。
でもそれはいたって普通のことでいい。
生活が豊かになればいいし、日常生活に直結するような、そういうことがいい。
歩くとか、立つとか、そういうことがもっと豊かになるようにしたい、そう思うようになりました。
陰ヨガはまさに、そういう楽しみが転がっているなと思います。