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今日はあともうひとつ、真面目な話をしようかな、と。
クラスに来てくださる多くの方が、陰ヨガの先生とかでなく陰ヨガが好きで来てくれている方達です。
だからこそ、自分のペースで続けてほしい、と思っています。
時々耳にしますが、ヨガに救いを求めて一時はまるけどぷつっと切れたようにやめてしまう方も一定数いるようです。
どういう選択をしようとその人の自由だし、私もわからないし、それについてどうこうということではないのですが、
ただ、苦しくてやめてしまうのはしんどいだろうなぁと思うのです。
一方、慣れたやり方や環境にこだわりが強くなりすぎて、同じスタジオ同じ定位置同じ先生同じ動きを求めてしまってただこなすことが主になっていく。そういうこともあるようです。
自分への強い戒めもこめて。
だからこそ、ヨガをして自分を縛ることなく、好きで続けて、日々のメンテナンスとしてでもみなさんのそばにあるといいなぁと思います。
だから、重圧を感じたり窮屈に感じないでほしいなぁと思ったりもしてある時から少し避けていたことでもあるのですが。
でも、でもね。今日はあえて書いてみようと思うのです。受け取りは自由だけどやっぱり本当のことは書いておかないといけない。
陰ヨガで体を本当に変えたいと思ったら、継続して練習することです。
もうこれは、本当にそうです。
筋膜のシステムからいっても、コツコツ継続して数年かかると言われています。
月に一回、とか、たまに思い立ってちょっと、とか、それではやはり、正直、難しいです。
やらないよりはもちろんずっとましだと思いますが。
かといって、練習したからいい、というわけでもありません。
そこには必ず「質」が関係してきますから。知ろう、わかろうという能動的な気持ちです。
ただ回数を重ねたからクリア!というわけではありません。
ありませんが、気づきや発見はその経験値からしかでてこないのです。
今もし、できない、わからない、と感じていることがあったとしたら、練習が全て答えを導き出してくれます。
私たちも先生たちからずっとそう言われています。「練習していれば自ずとわかる」と。
知ろうとすることです。わかろうとすることです。
そうすれば、必ず自分の中に答えを発見できると思います。
インスタントな世界ではないのです。
私たちは簡単にできることを欲しますが、それは無理なのです。
だからこそ、私たちはコツコツやりましょう。でも、深刻になる必要はありません。
楽しむ気持ちが、もやを晴らせてくれる清々しい風となり、心を照らす光となります。