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先日美術仲間と、数年前に行った『ターナー展』の話をしていて、
私が覚えていることといったら、「風景画を崇高なものに高めた人」だったのに対し、
仲間は、「意外とチャラかった」…
えー!私そんな大事(?)なこと全然覚えてなかったや。
なんてつまらない人間なんだ!!!どうせならそっちを覚えておきたかった! なんて思ったのでした。
そういえば、実はこのブログのタイトルである「pittoresque」は、このターナー展からのアイディアでした。
展覧会では、英語の「picturesque」でしたけど。
当時地位の低かった風景画を高尚なものへと高めるために「絵になる風景」を求めていたターナー。
そうして、色々旅したようです。
たしかに旅は良いものです。私も旅は刺激であり、栄養だと思います。
でも、風景は自分の心をあらわすもののようでもあるなと思います。美しいと感じられる自分の心を大事にしたい。
絵になる、生き生きとした、そんな人生であると良いなと思います。