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強い足、というと筋トレ的なものをイメージされるかもしれないけれどそうではなくて、いかに地に足が着いているかということ。
私たちは日々足を使って歩いているので知ることも気にすることもほとんどないけれど、実際には本当に地に足が着いて踏めていることはなかなか少ない。
そう、それがグラウンディング。
グラウンディングは下に沈みきってしまうことではなくて、地に足が着くと上にあがるエネルギーを得ることができる。
一方向ではなく循環するエネルギー。回復させていのちを養うもの。
それが満ちた呼吸であり、ゆるがないセンターであり、内なる陰陽。私を形づくるもの。私たちは天と地の間にいる。
何でも誰でもそう、支えがあるから自由になれる。
私たちも地に足が着いて初めて内側に自由を取り戻すのかな。
でもそれは自分の足で立てたからこそ。
本当の癒しは、自分で自分を満たすこと。そこには依存も寄りかかりもきっとない。
言葉にすると簡単だけど、実際にマットの上で、そしてマットの外で起きることは容易ではないけれど。
それでも私たちが本来持っている勇気と自信は、プラクティスを通して見出すことができるのではないかと思う。
新しく手に入れることではなくて、私たちが生まれた時には疑うこともなかったことを再び取り戻していく、そんなプラクティス。