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(photo by Itsumi Akiyama)
全員で写ることができませんでしたが、、、集合写真です!

 

木曜日より始まりましたYin Yoga Japan川畑友季湖先生による陰ヨガ定期講座。
今回の東京は「ヨーガと食養生」がテーマです。

これは壮大なエネルギーのお話です。
現在読むことのできるマクロビオテックの本では目にすることがなくなってしまった大元のお話です。
エネルギー、変化することを示す「易」、大変ミステリーなこの「易」を科学的に紐解いていく内容でした。
なぜこれを食べた方がいいのか。
道徳的な話でなく、私たちの成り立ちからの理屈に沿ってのお話でした。

またそこに中医学の基礎的なお話も入り、そして陰ヨガを学ぶ者にとって大事な「精」のお話へ。
陰ヨガのアーサナのプラクティスで行なっていることとつながり、陰ヨガで学ぶ筋膜や中医学ともつながります。
陰ヨガのアーサナ練習で「アーサナと呼吸法とサマディ(瞑想)はばらばらで練習するものでなく同時に行うものだ」というお話がありますが、まさにそれと同じで、哲学も解剖学も栄養学もばらばらではなくすべてがリンクし繋がるものなのだと思いました。
プラクティスは、ひとつひとつ丁寧に細かく向き合っていきます。
何度も繰り返し練習していくことですべてのアーサナや手や足のポジションに意味があることがわかっていきます。
意味のないことはひとつもありません。
そこを自らキャッチし、自己流で本質からずれてしまわないように先生の元での練習が重要になってくるのです。

2日目は非常に具体的なお話となりました。

食べ物の「陽性」「陰性」とはどういった観点で言われているのでしょうか。
ここでも絶対的な陰陽はありません。何かと比べたときに「陽性」「陰性」となるのです。
私たちはどういったことに気をつけて食事を選べば良いのか、それらを食材とともに細かく学びます。

現在マクロビと看板に出ているお店にいくと、
たとえば玄米にカレー
たとえば動物性を使用しない豆乳やメープルシロップを使用したスイーツ
などがあります。
マクロビオティックのもともとの考え方からみるとそれらは体にとってどういう意味をもつのでしょうか。

夜怖い夢をみることや、
体にかゆみや湿疹が出ること
すぐ怒ることや
せっかちであること
など、全てに理由があるとのこと。
みなさん覚えがあるような、そんなご様子でした。

食べたものによって私たちは作られています。
陰ヨガで大変大事にされている「精」を本当の意味で養うものは一体何なのか。
食事については私たちひとりひとりのチャレンジだと思います。
色々試行錯誤して、見つけていかないといけないことがありそうです。まさにアーサナの練習と同じですね。
これも練習の一環。
少しずつ進化していけたらと思います。

アーサナはたっぷり3時間のプラクティスです。
どんどん進化していく陰ヨガのプラクティス。やればやるほど自分自身の体を根本から癒し変化していくのを実感できます。
「体のスペース」も始めた頃は一体何なのかわからなかったものですが、少しずつ少しずつ、体に自由度を感じ始め、またその分、窮屈に感じるところも明確になっていきます。そうすると、アーサナをしていてやりづらい、と感じることにはきちんと理由があるのだということがわかります。
自分の体の可能性を広げて本当にエネルギーの循環する体を目指すためのプラクティスです。

今回は、台風19号の接近と上陸に伴いまして、3日目の明日の開催を中止とさせていただきました。
参加者の皆さまへは別途メールをさせていただいておりますが、改めまして、非常に残念ではありますが、「自然でいること」を陰ヨガで学ぶ私たちにとっては試されているようなタイミングでございましたがご理解いただきまことにありがとうございます。対応につきましては別途メールをご確認くださいませ。

写真はすべて、 秋山逸美さんに撮っていただいております。
ありがとうございました。
友季湖先生、いつもたくさんの知恵を与えてくださりありがとうございます。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

また皆様にお会いできますのを楽しみにしております!

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