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言葉は難しいです。
陰ヨガは余分な力を抜いて、ポーズを行っていきます。
この「余分な」がとても重要です。
「力を抜く」という表現は非常に難しいのですが、、、
安定を主る丹田は、抜いてはいけません。
「力を抜く」という言葉で、丹田も手放してしまうと
変なところに力がかかって逆に「力が入った」状態になります。
関節や腕に重さがかかるので危ないですし痛くなる場合もあります。
でも、本人は1番安定のところが抜けているので、「力を抜いている」と思ってしまうのです。
丹田は、身体を支える重要なものです。
船の錨のような役割をしているのが丹田です。
陰ヨガはキープが長いのでこの丹田で支えています。
丹田が抜けてしまうと、身体を守れず痛みが出たり、
無理なところに負担がかかることがあります。
上半身に力が入ってくる、
呼吸が浅くなってくる、
思考が強く早く働き出す、
丹田が抜けてしまうとそうなります。
丹田の安定がしっかりした状態で力が抜けると、
ぐにゃぐにゃするのではなく、ふわっという感じになります。
一概には言えませんが、
バタフライで、最初は平気でも途中から
膝が痛くなったり、くるぶしが痛くなったり、上半身が前のめりになってきてしまう場合は、丹田が抜けている場合があります。
陰ヨガで1番大事と感じているのが丹田と呼吸です。
重さというか、意識というか、充実感が
私の感じている丹田の感覚です。