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改めまして、特別クラスを二週に渡り開催させていただきました。
プラクティスがほとんどできなかったこと、申し訳ありませんでした!ご了承くださりありがとうございました。
そしてご参加くださったみなさま本当にありがとうございました。
やってみようかな、役に立つかな、なんて思い立ち開催を決めたのですが、
最後の方は 果たして本当に役に立つのだろうか、、と思いながらおりました。。。
でも終わってコメントくださったり、感想を伝えてくださったりとみなさまの反応をみて、
やってよかったーと安堵しているところです。
不可思議な回でしたのに、ありがとうございました!
私としては、特に二回目は、陰ヨガをお伝えしている中で本当にお伝えしたい核の部分をお伝えできました。
拙い部分はたくさんあったと思いますが、聞いてくださりありがとうございました。
今後の練習の、何かヒントに少しでもなったら幸いです。
みなさんとにかく本当に真面目で一生懸命ですから、
それはもう、本当に。
私の昔に比べてよっぽど….ごにょごにょ
いやだからね!大丈夫ですから。
お野菜を切ってお鍋を火にかければ、煮込まれますから。
でルーを入れれば、カレーはできるから!
「本当にカレーはできるんだろうか、、、」
なんて考えないですよね!?
煮込んでルーを入れればカレーになるから大丈夫です。
あとは煮込んで(=やることやって積極的に)待つだけです。
「これを本当にカレーと呼んでいんだろうか」
「私のはカレーと呼べるんだろうか」
「本当にこのままでカレーはできるんだろうか」
なんて思わないでしょ?大丈夫。カレーはできる。(しつこい)
でも煮込んでルーを入れなければそりゃカレーにはなりませんよ。
でもそれをしたんだったら大丈夫。カレーになるから。
ルーじゃなくて、たとえばだしとか入れそうになったらちゃんと声かけますから大丈夫。
でもそれはそれで、その人のオリジナルができるかもだから、間違いではないのですよ。
ただそのままだとカレーにはならないから(まだ続くカレーの話)、それはちゃんと確認しながらやりましょう。
そういうものです。
カレーにならないなんて考えないですよね。
練習も同じです。大丈夫ですから。
ただね、それぞれの好みはありますよ。
もっとルーを少なくしてカレー粉を足したいとか、スパイシーにしてみようかな、とか、
野菜は大きい方がいいとか、小さくて溶けているほうが好きとか。
でもそれは、その人たちの体験というか、それぞれのものであって、
「カレーとして間違っている!!!」とかではないのです。
『できる・できない』の幻想から抜けてくださいね。
そういうことで練習を捉えていると、どうしたってそこから先には進めないのです。
どういうカレーにしていきたいのか、そこを追究し研究し、
作って味見して、オリジナリティのカレーにしていってください。
そこが、練習にとって大切なことなのです。
講師というのはたとえば、ガイドさんのようなものなのです。
みなさんよりも先に行ったことがあるので、こういうところ面白いよ、おすすめだよ、こんなこともできるよ、とお伝えしています。
ただガイドといえど、行ったことがない場所も、知らないところも、行ったけどいまいちまだよくわからないところもまだまだたくさんあります。
ガイドさんは、ガイドさん。
教科書ではないのです、それがテストに出るわけでもないのです。
ガイドさんの言った通りに旅しなくていいのですよ。
そんな必要はないのです。ガイドさんが「正しい」とかではないのですよ。
ただまったく情報がないよりは、少し自分のやりたいことやみたいものもわかるかな、というところです。
やっぱり行ったら初めてならここはいくよね、抑えておきたいよね、という、
その国の、そのテーマパークのメインスポットみたいなところはあるのです。
だから、ガイドそれぞれではありますが、導入部分は大体同じ「感じ」になると思います。
とはいえ、ガイドさんだって特徴がありますから、
相性というものはあると思います。
ただなんにしてもおすすめは、やっぱりその国、そのテーマパークが本当に好きなガイドさんでしょうか!
それはどんなものでも言えるかなと思います。
ガイドさん通りにする必要は全然ないけれど、
ひとついえることは、
せっかくなら、実際に行って旅してみてください、ということです。
ガイドブックやブログを読んで行った気になるよりも、
実際に行ってみて、旅して、
実物をみたときのその感覚、食べたものの味、その景色、人々の表情、
空気感や雰囲気を身体中で吸収してほしいですし、それは唯一無二のみなさん自身の大事な経験になります。
気に入ったら、または気になったら何度も行ってみてください。
知るにはある程度の回数も必要ですよ。
でも、回数行けば「知ることができる」わけではないですよね。
(ここほんと練習そのものですよ!!)
「知ろうとする」気持ちを持って、積極的に旅することです。
だから、旅そのものを楽しむ必要があるのです。
頭使ってガイドブック読みながら、ほとんど自分で体験しない状態で旅していても、
結果あんまり覚えてないとか、何があったか気がつかなかった、みたいなことありますよね。
その旅を楽しんでください。
行けば、好きなところや今後行きたいところもまたみえてきますし、
興味がなかったけど行ってみたらよかったところ、とかそういうのもみえてきます。
今度はここをまわったらいいかな、とか、こういう行き方してみよう、という工夫ができます。
そうするとその旅は、よりみなさんのオリジナリティに溢れたものになっていきます。
自分の目でみて、自分の足で旅してください。
その感覚を信じて、大事にしてください。
感度を高めて、全身で楽しんでください。
旅人はみなさん。旅をするのはみなさん自身なのです。
経験するのも、実際に体験するのもみなさんですから。
ぜひ素敵な旅にしてください。
その中で、共に旅できれば嬉しいです。