2020.05.10 | ブログ
ビクター先生のお話も書きたいけれど、唐突にアップしてしまったので こちらにも置いておこう、、、
絵画の本紹介。
急に思いたったので、やりました。はい。 しかも第三弾まであるという、、 (アップしてから最初だけでよかったな、と思ったりもした。)
この投稿をInstagramで見る なにを思ったか唐突に… じゃじゃん! . ✨絵画の見方、おすすめの本✨ . . 専門家やベテランの方でなければ、初心者からすでに嗜んでいる方まで、多くの方におすすめ。 わかりやすく、堅苦しくない御本です。 . . ・絵画史 ・絵画鑑賞のための約束事であるアイテム ・絵画の見方 とそれぞれ別の方向性での本を選びました。 . . 📕1冊目 ↓ 『知識ゼロからの西洋絵画史入門』 山田五郎著 幻冬舎 その名のとおり、知識ゼロから楽しく読めます。 著者はあの山田五郎さん。(西洋美術の講座もされていて、とっても面白い) 知識はもちろん、独自の切り口でも解説してくださるから、肩肘張らず、へーとかそうなんだーと面白く読めます。 たとえば . 『ギリシャ・ローマ→古代文明中、最もリアルにナイスバディを表現』 とか 『バロック→なにもかもが過剰な「肉食こってり絵画」』 とか。笑 それぞれの時代の特徴を捉えながら歴史を理解できる一冊です。 . . 📗2冊目 ↓ 『アイテムで読み解く西洋名画』 佐藤晃子著 山川出版社 西洋絵画には約束事がいろいろありますが、ひとつはアイテム。 (シンボルといってもいいかも) 御本の冒頭のところに書いてありますが、 赤い服と帽子を着用して、 白い豊かなひげを生やし、 プレゼントを持っている老人、 と言われたら、 現代の私たちがほぼ全員「サンタクロース!🎅」とわかるというのが、約束事です。 言葉や説明をしなくても、これは誰、とかこれはこういうことを表している、という約束事があったので、それをアイテムから説明している本です。 たとえば、「受胎告知」をテーマにした絵画にはかならず「百合」が描かれますが、これはマリア様の「純潔」を表しています。 植物に限らず、動物、それからいわゆるアイテム(鏡とか)いろいろなものに意味がありました。 それをジャンル別で解説されている本。 絵画の読み解きには欠かせません! . . 📙3冊目 ↓ 『西洋絵画のひみつ』 藤原えりみ著 いとう瞳イラスト 朝日出版社 西洋絵画の見方を展開している本です。 最初は、西洋絵画に切っても切り離せない「キリスト教美術」について。 聖書の中身を絵でわかりやすく描いたのが宗教画の始まりなので、上にもあるように、このアイテムを持っていると誰、とかそういう約束事がありました。 それから、旧約と新約の説明。 そこから、西洋絵画史をまた違った視点から解説してくれています。 昔は風景画というジャンルは確立されていなかったし、できた頃はとても地位が低いものでした。 絵のジャンルで格差があったのです。 その流れについてわかりやすく説明されている本です。 最終的には、どのように作り、どのように売っていたかというところまで書かれています! 意外とシステマティックだったりした時代もあったんですよ。 どれも、挿絵も多く、カラーで大変読みやすいです。 おうち時間にぜひ✨ . . #おうち時間 #本の紹介 #西洋絵画 #westernpaintings #絵画史 #美術 #art #西洋絵画の見方 桶田弥里 Misato Okeda(@misato_okeda)がシェアした投稿 – 2020年 5月月9日午後8時10分PDT
なにを思ったか唐突に… じゃじゃん! . ✨絵画の見方、おすすめの本✨ . . 専門家やベテランの方でなければ、初心者からすでに嗜んでいる方まで、多くの方におすすめ。 わかりやすく、堅苦しくない御本です。 . . ・絵画史 ・絵画鑑賞のための約束事であるアイテム ・絵画の見方 とそれぞれ別の方向性での本を選びました。 . . 📕1冊目 ↓ 『知識ゼロからの西洋絵画史入門』 山田五郎著 幻冬舎 その名のとおり、知識ゼロから楽しく読めます。 著者はあの山田五郎さん。(西洋美術の講座もされていて、とっても面白い) 知識はもちろん、独自の切り口でも解説してくださるから、肩肘張らず、へーとかそうなんだーと面白く読めます。 たとえば . 『ギリシャ・ローマ→古代文明中、最もリアルにナイスバディを表現』 とか 『バロック→なにもかもが過剰な「肉食こってり絵画」』 とか。笑 それぞれの時代の特徴を捉えながら歴史を理解できる一冊です。 . . 📗2冊目 ↓ 『アイテムで読み解く西洋名画』 佐藤晃子著 山川出版社 西洋絵画には約束事がいろいろありますが、ひとつはアイテム。 (シンボルといってもいいかも) 御本の冒頭のところに書いてありますが、 赤い服と帽子を着用して、 白い豊かなひげを生やし、 プレゼントを持っている老人、 と言われたら、 現代の私たちがほぼ全員「サンタクロース!🎅」とわかるというのが、約束事です。 言葉や説明をしなくても、これは誰、とかこれはこういうことを表している、という約束事があったので、それをアイテムから説明している本です。 たとえば、「受胎告知」をテーマにした絵画にはかならず「百合」が描かれますが、これはマリア様の「純潔」を表しています。 植物に限らず、動物、それからいわゆるアイテム(鏡とか)いろいろなものに意味がありました。 それをジャンル別で解説されている本。 絵画の読み解きには欠かせません! . . 📙3冊目 ↓ 『西洋絵画のひみつ』 藤原えりみ著 いとう瞳イラスト 朝日出版社 西洋絵画の見方を展開している本です。 最初は、西洋絵画に切っても切り離せない「キリスト教美術」について。 聖書の中身を絵でわかりやすく描いたのが宗教画の始まりなので、上にもあるように、このアイテムを持っていると誰、とかそういう約束事がありました。 それから、旧約と新約の説明。 そこから、西洋絵画史をまた違った視点から解説してくれています。 昔は風景画というジャンルは確立されていなかったし、できた頃はとても地位が低いものでした。 絵のジャンルで格差があったのです。 その流れについてわかりやすく説明されている本です。 最終的には、どのように作り、どのように売っていたかというところまで書かれています! 意外とシステマティックだったりした時代もあったんですよ。 どれも、挿絵も多く、カラーで大変読みやすいです。 おうち時間にぜひ✨ . . #おうち時間 #本の紹介 #西洋絵画 #westernpaintings #絵画史 #美術 #art #西洋絵画の見方
桶田弥里 Misato Okeda(@misato_okeda)がシェアした投稿 – 2020年 5月月9日午後8時10分PDT
この投稿をInstagramで見る 唐突な「絵画の見方の本」紹介、第二弾です📖 . . 今度は、 「シンボル」や読み解きに特化したシリーズで、ちょっと詳しい内容編です。 もっといろいろ知りたい❗️という方向け。 中古でしかもう出ていないものもあるようですが、、、。すみません。 . . 📕1冊目 『鑑賞のためのキリスト教美術事典』 視覚デザイン研究所 イラストあり、挿絵あり、カラーで見やすいです。 事典というくらいですから、あいうえお順でキリスト教美術の言葉を解説しています。 「最後の晩餐」とか「オリーブ」とか「ユダ」など、聖書の場面やアイテム、人の名前まで網羅されています。 . . 📗2冊目 『「聖書」と「神話」の象徴図鑑」 岡田温司監修 ナツメ社 オールカラーです! 聖書と並び、西洋美樹を知る上で欠かせないのが「神話」。 内容は PART1 宇宙・空間 PART2 自然 PART3 人間 PART4 時の移り変わり PART5 寓意・記号 と分かれており、西洋美術に出てくる様々なシンボルについて解説されています。 . . 📙3・4冊目 前のは聖書と神話が一冊に纏まっていましたが、こちらは分かれています。 『西洋絵画の主題物語 Ⅰ聖書編』 『西洋絵画の主題物語 Ⅱ神話編』 諸川春樹監修 美術出版社 カラー版です! 聖書編は、旧約新約どちらも網羅。主に聖書の事柄で展開されていますが、巻末には人名や地名で索引できます! 神話編は、基本はギリシャ・ローマの神々や英雄など、登場人物メインで展開されています。それぞれどんな人(神)か、と。 神様は、ギリシャ名とローマ名とお持ちで全然違ったりするのですが、ちゃんとそれも書かれています。 神々が自由奔放なことがよくわかる一冊です(笑) . . #おうち時間 #絵画 #art #本紹介 #西洋美術 #シンボル 桶田弥里 Misato Okeda(@misato_okeda)がシェアした投稿 – 2020年 5月月9日午後11時08分PDT
唐突な「絵画の見方の本」紹介、第二弾です📖 . . 今度は、 「シンボル」や読み解きに特化したシリーズで、ちょっと詳しい内容編です。 もっといろいろ知りたい❗️という方向け。 中古でしかもう出ていないものもあるようですが、、、。すみません。 . . 📕1冊目 『鑑賞のためのキリスト教美術事典』 視覚デザイン研究所 イラストあり、挿絵あり、カラーで見やすいです。 事典というくらいですから、あいうえお順でキリスト教美術の言葉を解説しています。 「最後の晩餐」とか「オリーブ」とか「ユダ」など、聖書の場面やアイテム、人の名前まで網羅されています。 . . 📗2冊目 『「聖書」と「神話」の象徴図鑑」 岡田温司監修 ナツメ社 オールカラーです! 聖書と並び、西洋美樹を知る上で欠かせないのが「神話」。 内容は PART1 宇宙・空間 PART2 自然 PART3 人間 PART4 時の移り変わり PART5 寓意・記号 と分かれており、西洋美術に出てくる様々なシンボルについて解説されています。 . . 📙3・4冊目 前のは聖書と神話が一冊に纏まっていましたが、こちらは分かれています。 『西洋絵画の主題物語 Ⅰ聖書編』 『西洋絵画の主題物語 Ⅱ神話編』 諸川春樹監修 美術出版社 カラー版です! 聖書編は、旧約新約どちらも網羅。主に聖書の事柄で展開されていますが、巻末には人名や地名で索引できます! 神話編は、基本はギリシャ・ローマの神々や英雄など、登場人物メインで展開されています。それぞれどんな人(神)か、と。 神様は、ギリシャ名とローマ名とお持ちで全然違ったりするのですが、ちゃんとそれも書かれています。 神々が自由奔放なことがよくわかる一冊です(笑) . . #おうち時間 #絵画 #art #本紹介 #西洋美術 #シンボル
桶田弥里 Misato Okeda(@misato_okeda)がシェアした投稿 – 2020年 5月月9日午後11時08分PDT
この投稿をInstagramで見る 唐突な「絵画の見方の本」紹介、第三弾、最後でーす⚜️ 基本的に、鑑賞のベースは好みだと思っています。少なくとも私は。 美術は自由に観るのがよい。 好きとか、嫌いとか。そういうので。 正しいとかはないけれど、知らないゆえに間違った解釈をすることはあります。 (でも個人的な好みで、個人で思う範囲であればそれもありかもしれないとも思っているけど) でも当時の人が理解していた約束事をすこーし知ると、一気に会話ができる。 共通認識、共通言語のようなものです。 今でも、英語が話せなければ、英語を話す人とは話せない。 でもエネルギーは感じるし、好きとか嫌いはある。 でも話せたら、もっとその人を知れるし、もっと違う面が見れるかもしれないし。 そういうものだと思います。 というわけで、最後は、 もうとうとう 事典📚 をご紹介します。 本気ものです。 一冊は持っておきたい?かもしれない? その名の通り、事典です。 . . 📕1冊目 『西洋美術解読事典 -絵画・彫刻における主題と象徴-』 ジェイムズ・ホール 高階秀爾 監修 高橋達史・高橋裕子・太田泰人・西野嘉章・沼辺信一・諸川春樹・浦上雅司・越川倫明 訳 河出書房新社 事典です! 西洋美術の主題になる事柄や人、モチーフなどが網羅されています。 . . 📗2冊目 『西洋シンボル事典 -キリスト教美術の記号とイメージ-』 ゲルト・ハインツ=モーア著 野村太郎・小林頼子 監訳 内田俊一・佐藤茂樹・宮川尚理 訳 八坂書房 事典です!!笑 美術を理解する上で、必要な出てくるシンボルの事典。人の名前、聖書での事柄や地名など。 どちらも本当に事典です。 あいうえお順で書かれています。 しつこいけど(笑)ほんとに事典として使うものです。 . . #おうち時間 #読書タイム #西洋美術 #本紹介 #シンボル事典 桶田弥里 Misato Okeda(@misato_okeda)がシェアした投稿 – 2020年 5月月9日午後11時11分PDT
唐突な「絵画の見方の本」紹介、第三弾、最後でーす⚜️ 基本的に、鑑賞のベースは好みだと思っています。少なくとも私は。 美術は自由に観るのがよい。 好きとか、嫌いとか。そういうので。 正しいとかはないけれど、知らないゆえに間違った解釈をすることはあります。 (でも個人的な好みで、個人で思う範囲であればそれもありかもしれないとも思っているけど) でも当時の人が理解していた約束事をすこーし知ると、一気に会話ができる。 共通認識、共通言語のようなものです。 今でも、英語が話せなければ、英語を話す人とは話せない。 でもエネルギーは感じるし、好きとか嫌いはある。 でも話せたら、もっとその人を知れるし、もっと違う面が見れるかもしれないし。 そういうものだと思います。 というわけで、最後は、 もうとうとう 事典📚 をご紹介します。 本気ものです。 一冊は持っておきたい?かもしれない? その名の通り、事典です。 . . 📕1冊目 『西洋美術解読事典 -絵画・彫刻における主題と象徴-』 ジェイムズ・ホール 高階秀爾 監修 高橋達史・高橋裕子・太田泰人・西野嘉章・沼辺信一・諸川春樹・浦上雅司・越川倫明 訳 河出書房新社 事典です! 西洋美術の主題になる事柄や人、モチーフなどが網羅されています。 . . 📗2冊目 『西洋シンボル事典 -キリスト教美術の記号とイメージ-』 ゲルト・ハインツ=モーア著 野村太郎・小林頼子 監訳 内田俊一・佐藤茂樹・宮川尚理 訳 八坂書房 事典です!!笑 美術を理解する上で、必要な出てくるシンボルの事典。人の名前、聖書での事柄や地名など。 どちらも本当に事典です。 あいうえお順で書かれています。 しつこいけど(笑)ほんとに事典として使うものです。 . . #おうち時間 #読書タイム #西洋美術 #本紹介 #シンボル事典
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