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すっごい個人的な内容なのですけど…どうしても残しておきたい!

 

先日、小学校の合唱部を35年間担当されていた先生が離任するということで、集まりがありました。

なので、38学年の生徒たちが集まったのですー!82年卒の方から、現役の小学生まで。
もちろん全員ではないけれど、それでも38学年。すごい人数でした!

 

学校の講堂に集まって、みんなで数曲うたったり(歴代歌い継ぐ歌もあるのでみんな歌える。すごい)、コンクールにも出ていましたからその音源を聞いたり。
懐かしさももちろんですが、当時はわからなかったけれど、たくさんの大人たちに見守ってもらっていたのだなぁという感謝と、
何より、35年変わらない先生の情熱に感動しました。先生〜!

各学年、先生とのいろんなエピソードがあるのですが、先生の印象ってずっと同じなのです。みんな一緒。
ということは、同じ情熱を何年も何年も、同じように持ち続けて私たちに接してくれていたのだと思って。

それってどれほどのことだったのだろうと思って。感激しました。改めてすごいと思ったし先生ありがとうと思いました。

 

私たちの代は、ちょうど大きな転換を迎えるときでした。
合唱部は、学校の自由に入れる部活のひとつで(5.6年生はみんななにかしら部活動というか科目を選んでやるものがあるのですがそれと別)、4.5.6年生が入れるものです。

私たちの代が4年生で入部するときは、すでにコンクールに出ていたのですが出ることに意味を持ってやっている時代でした。
だから入選したことはなかったのです。

そんなときに、先生から私たちに話があって

「コンクールの審査員の先生に、『先生はコンクールをどのように考えているのですか?』と聞かれた。どうしようかすごく悩んだのだけど、先生は出るからには賞をとることを目指そう、ベストを尽くそうと思った。でもそれにはみんなの意見が聞きたい。みんなはどうしたい?」

その時の先生の真剣な表情、今も忘れません。

先生はもともと、こどもたちに対しても対等に話してくれる人でした。(うちの学校自体そういう校風ではあったけど)
こどもだからなんとかってことがなくて、ひとりの人間として向き合ってくれた。いつでもまっすぐ真剣に。
だから怒るときだって感動して泣くときだって全力。

このときも、先生が心から話してくれているのがわかった。

私は、本気でやりたい、先生についていくって決めたのでした。

 

5年生になる前から、コンクールに向けて猛特訓が始まりました。

その夏、はじめて地区大会で銅賞をとって、6年生の夏、銀賞をとることができました。

そして、翌年、私たちの下の代の子が6年生のときに初めて金賞、関東大会に進みました。

そしてそして、そのもっと後の代の後輩がとうとう全国大会まで行き、念願の金賞をとることができたのです。

 

は〜書いてても泣けてきますね〜(書きながらティッシュ離せず)
先生のこと思い出すと泣けてくる 笑

こどもたちのこと、信頼してくれてたんです。

先生が自分を心から信頼してくれている… そう思いました。
それってすごく…大きなことでした。

大人に信頼してもらった、それは大きな自信になったし、原動力にも支えにもなりました。

6年生で卒業するときには他の先生たちからも「みさとは合唱命だからな」と言ってもらえました。
あのとき人生で一番頑張ったかもなぁ〜 笑
私に、自信を与えてくれたのは先生で、責任感が芽生えたのはこのときだったと思います。

 

そんなわけで、この時代は私たちにとって『原点』でした。

その原点を思い出すことができました。あの頃の自分に再会できた。
久しぶりに会えた仲間もいたし、今でも会ってる友人たちとも、改めて再会した気持ち。
ありがとう、私たちの大事な青春だったよね。

行ってよかった素敵な会だった。

ちなみに、合唱部のOGが今保護者になっている(その方のこどもが合唱部)方もいました。すてきだ。
それに今回の会の発起人は、元合唱部の部長をしていて学校の音楽の先生になった方でした。(私にとっては高校の音楽の先生)

 

はー、もう涙腺が崩壊してて、数日経っていますが、思い出してはうるうるしています。
気持ちは晴れやかですよ。先生ありがとう。先生に会えたことほんとに一生の宝物!!!!

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