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陰ヨガのティーチング

 

以前(おそらく4.5年前でしょうか)helloyogaというサイトに掲載されたビクター先生のインタビューを抜粋します。
(元のURLをメモしておらずわからなくなってしまいましたが、helloyogaというサイトから引用しています、記事を保存していたので手元に残っていました)

 
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●陰ヨガインストラクター養成講座ではどんなことを学ぶのですか?

 
今日、たくさんの人が陰ヨガに興味を持っています。陰ヨガは、あまり知られていませんでしたが、少しずつその効果を理解されるようになり、アジアでとても人気が出てきました。しかし、陰ヨガを教える上で最も難しいことは、インストラクターが陰ヨガをライフスタイルの一部として取り入れる必要があるということです。

 
最初に、体を含めて、“もっとやらなければいけない”という気持ちを解放することです。これは、多くの先生にとって、難しい事かもしれません。さまざまなヨガスタイルや理論で、筋肉をきかせ、骨を強くするように訓練されてきた先生方には、そうする必要はないと言われたとき、それを受け入れるのが難しいのです。

 
事実、現代のヨガクラスは、多くのポーズがあり、動きのきめ細やかさを感じることなく、速い動きで動いてしまっています。それぞれのアーサナをとるときに、自分のポーズを訓練することなく、動くことを重視してしまっていることのほうが多いように思います。これが、陰ヨガのようなものを取り入れようとするときに、大きな障害となります。

 
私が指導方法の一つとして、まず、生徒さんに、何故彼らが陰ヨガのプラクティスを完全に行うことが難しいのかを感じてもらっています。自身を「陰」へもっていく難しさを認識すればするほど、後によりよく教えることができるからです。しかし、現在行っている指導パターンを離れて、すぐに陰ヨガの指導パターンにシフトできるかというと、そうではありません。従って、多くのヨガインストラクターが陰ヨガを教えたいと思ったとしても、陰ヨガをプラクティスとして取り入れる難しさを、最初に認識することができず、最終的には諦めざるを得ない人もいます。

 
陰ヨガを教えたいと思う人なら、5分またはそれ以上ポーズをホールドする程度は問題なくできることだと思います。それなのに出来ないのは、何故なのかという自分へ内省がないからです。それは、その人自身の問題かもしれません。それでは、最終的に陰ヨガを教えることはできないでしょう。

 
私のトレーニングでは、自分自身での内省をしてもらい、自身の課題を理解してもらいます。自身の課題とは、ヨガ、ライフスタイル、ヨガの理解の仕方などを変えることにもなります。何故、ヨガをプラクティスするのかという究極的な目的を意味します。

 
もし、陰の哲学を理解し、変化することがなかったら、陰ヨガを教えることは難しいでしょう。

 
私は、この陰ヨガのプラクティスを皆さんに行ってほしいと思います。また、陰ヨガを教えようとする人には、自分自身を見つめる期間をとり、教える前に陰ヨガを生活に取り入れていくことが出来るかどうかを真剣に考えてほしいと思います。そうでなければ陰ヨガを教えることは難しいでしょう。

 
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あぁ、これ保存していてよかった、と思いました。
今また読むことができてよかった。

最初に受けたときを思い出します。

 

先生が今わかっていることの、何万分の一くらい、いやもっとかも、
それしかわかっていない、
むしろ、何もわかっていない、ということがよくわかりました。

 

でも、悲観したわけではありません。

あぁ、この先に広大に広がる世界があるのだと、わくわくしました。
知りたい、少しでもそこに近づきたい、私も変われるかもしれない

その想いが今でも自分を動かす原動力になっていると感じています。

 

だから練習はいつも楽しかった。
その先に広がる景色があることを、先生を見て知っていたから。

それと同じ想いをリトリートでも感じました。
だからとても幸せな時間でした。
変われるかもしれない!と思いました。すごくわくわくした。

 

「教え方」を教わったのではなくて、
「教えるということは一体どういうことなのか」を教えてもらったと思っています。
そのことは本当に今でもよかったと思っています。

最初に「私にもできそう」と思っていたら、随分違っただろうなぁと思います。

 

それでも年数が重なっていくほど、この気持ちは大事にしないと。

 

このインタビューほんとに永久保存版だなぁ!!!
また見直そう。

 
 

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